テレビを中心とした複合媒体でのマスメディアキャンペーンには、莫大な予算がかかります。したがって、大衆的な商品を持つ大企業ほど広告宣伝費ランキングで上位になります。
■企業の広告宣伝費 2018年版より
1位 トヨタ自動車 4487億円
2位 ソニー 3638億円
3位 日産自動車 3134億円
4位 イオン 1937億円
5位 セブン&アイホールディングス 1603億円
【出店】https://toyokeizai.net/articles/-/187757?page=2
しかし、ソーシャルメディアは違います。ユーザーも広告主も、基本「タダ」で利用できます。すなわち、広告費を多くもたないBtoB企業や中小企業にも飛躍できるチャンスがあるのです。今こそ、映像をビジネスに活用しましょう!
現状のマスメディアでは、 以下のようなコトが当たり前に起こっています。
・男性に生理用品やブラジャーの情報を届けてしまう
・女性にヒゲソリのコマーシャルを見せてしまう
・子どもにアルコール飲料の広告を見せてしまう
・しかも、同じ広告を何度も繰り返し見せてしまう
しかし、ソーシャルメディアでは、自分の興味のある商品情報だけ、ある一定の習慣性リズムで接触し、イヤなら途中で中断できます。また、情報の発信者は、広告主ばかりではなく多くは友だちです。マスコミではなく、知り合いの口コミです。
ソーシャルメディアでは、プロとアマの壁はなくなり、情報は国境を越えています。プロとアマが混在するネット上では、個人の制作した魅力的な映像作品が大企業の映像コンテンツに肩を並べることも珍しいことではありません。
マスコミの取材班もインターネットを活用して情報収集しており、取材の誘致には動画があると有利です。NHKのソーシャルリスニングチームは、さまざまなソーシャルメディアを観測しています。つまり、映像の力で中小企業が飛躍する可能性が高まったということです。