連載コラム⑲ NTSCとPALの違い 

コンパクトカメラの場合、切り替えできないタイプが一般的ですが、高額なカメラの場合、NTSCとPALビデオ出力方式の切り替えができる機種があります。今回は、NTSCとPALの方式の違いについて書きます。一眼レフカメラの多くは、ビデオ方式またはムービー設定で方式の切り替えができます。

通常、テレビの映像は1秒間に30枚の画像(フレーム)を見ています。正確には、30フレームではなく29.97フレームなのですが、気にしなくてOKです。30枚の連続した静止画を動画として認識しており、30枚がNTSC方式で、一方、25枚がPAL方式です。

ヨーロッパや中国はPAL方式、アメリカ合衆国や日本はNTSC方式です。一昔前、フランスで放送されたテレビ番組をテープに録画して日本へ持ち帰ってみたものの映像を再生できないということがよくありました。

PAL→NTSCの変換では同じフレーム(疑似フレーム)を増やし、逆にNTSC→PALの変換では5枚の画像を間引きます。

オススメの設定は、NTSC方式です。画像数が多いので動きがなめらかですし、動画を編集する時も30フレームの方がカットのタイミングが計りやすくなります。

なお、疑似フレームのありなしは、プロでも見分けることが難しく微妙な差かもしれません。迷ったら、NTSCを選択することを推奨します。



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