売る広告のための映像表現-効果的な3つの例

 

日本のテレビCMのほとんどが15秒ですが、

YouTubeにアップロードする動画は、

3分や5分、10分でも構いません。

15秒の枠にとらわれず自由に表現できると言っていいでしょう。

でも、自由だから長尺がいいと思ったら大間違い。

あれもこれも情報を詰め込んでは、逆に視聴者は混乱します。

見る側にも情報受け入れるキャパシティがあります。

要点がコンパクトにまとめられていて、わかりやすいこと。

そして、親しみやすさなどの演出が必要です。

視聴回数が伸びる映像

当社が過去に制作した動画で30万回、40万回と視聴回数が伸びる映像には、

いくつかの特徴があります。以下です。

  • 最初に印象に残るアンテンション(注意喚起)がある
  • 静止画のスライドショーではなく動画
  • 訴求ポイントが整理されていて尺はおよそ3分以内
  • 人が登場する(笑顔がある)
  • 直観でわかる工夫やアイデアがある
  • ナレーションがあり、要点に合わせて同時に文字テロップが表示される
  • 親しみやすさの演出がある→BGMや効果音がある
  • お問い合わせの方法(URLなど)やロゴマークがキチンと表示される

 

さて、上記以外にもYouTube用動画のシナリオを作成する極意をお届けします。

 「退屈でつまらない」動画も、以下のレシピで劇的に生まれ変わるはずです。

売る広告のための映像表現 【効果的な3つの例】

売るための映像表現、効果的な3つの例、代表例として問題解決、実証、スライスオブライフ

では、ひとつ一つ、解説しましょう。

問題解決コマーシャル

問題解決コマーシャル画像

最初に問題を提起し商品やサービスが劇的に解決する様子を示す手法です。

多くのテレビCMで採用されているので見た経験があると思います。商品の購入意欲が高まると言われています。

【例】トイレタリー、健康食品、医薬品など

トイレのあのイヤな臭い→そこで商品(機能をCGやイメージで説明)→解決してスッキリ ヒザが痛い、その原因は〇〇不足→商品には〇〇が配合→問題なく歩く姿を動画で表現 つらい頭痛→商品登場(効き目の証拠となる成分)→痛みは解決 ポイントは、問題が解決してスキッリに「笑顔」がある点です。

実証コマーシャル

実証コマーシャル画像

実際に使って見せて強度や性能、スピードを実証します。

昔からある手法でテレビCMの古典芸と言ってもいいでしょう。商品が強く印象に残ると言われています。

【例】瞬間接着剤、長寿命の電池、自動車、家電など

板と板を瞬間接着剤でくっつける→両方から引っ張ってもはがれない

電池で動くおもちゃの耐久レース→優勝したおもちゃから商品を取り出す

新発売電子レンジ→〇〇機能でこんな料理が簡単にできる

ポイントは、数字です。接着剤なら負荷の重量。レースなら時計で時間を表示。

 

スライス・オブ・ライフ

スライス・オブ・ライフのコマーシャル

実際の生活シーンに近い雰囲気の中で商品を紹介します。

新しい使い方や意外な食べ方を提案します。共感が獲得できます。

【例】食品、飲料、住宅、通信など

朝の食卓、家族が揃う→お皿の上に新メニュー、興味をもつ家族→実際に食べて一言夏のビーチ、水着の女性→おいしそうに飲料を飲む→仲間たちの元へ…商品を手渡す変わった家族(お父さんがイヌ)→頑固に新サービスを拒否→通信の新サービスの紹介 

ポイントは、使う立場(消費者)になって本音の一言。

まとめ

売る広告のための映像表現 - 効果的な3つは、問題解決、実証、スライス・オブ・ライフです。

これ以外にも、商品のライフサイクルやポジショニングによって、技ありの手法がたくさんあります。

商品の持っている潜在価値を最大限に引き出すために上記を組み合わせて構成します。

ご紹介したのは、代表的な例3つです。実は、まだまだあります!

たとえば、コマーシャルソングも効果的です→コマーシャルソングについてはこちらをクリック

要は、おもしろい、印象に残るだけではダメで「売れるしくみ」づくりが重要です。

くわしくは、当社にお問い合わせください。