映像をプロみたいに撮る大事なポイントは、カメラを三脚にのっけて撮ることです。静止画は一瞬ですが、動画は数秒数分。人間だから呼吸もするし、手ブレも起こる。また、水平をキープするのも難しい。私自身、今まで200本以上のテレビコマーシャルの撮影現場に立ち会ってきましたが、ドローンやクレーンなど特別な機材を使用する場合を除き三脚を使わなかった撮影は一度もありません。プロの世界では、「三脚にはカメラと同じくらいのお金をかけろ」というコトバがあるくらいです。デジタル一眼やコンパクトカメラでも、通常、底面に三脚用のネジ穴があります。しっかり固定しましょう。
また、アイフォンで映像を撮影する場合は、専用のクリップを使って三脚に固定します(上の写真)三脚は、倒れないように注意してください。ペットボトルなど、重さのあるものをフックなどにぶら下げると安定感が増します。
三脚がどうしても使えないという場所では、一脚の使用をおススメします。三脚のように場所を取りませんし、長めの一脚なら高い位置からの撮影も可能です。
このコラムは、湘南地域密着インフォメーションマガジン「フジマニ」に連載していました(2014年)連載をリニューアルしてホームページで公開(2018年)しています。※本コラムのシェアやリンクはご自由にどうぞ。でも、転載や転用はお断りします。