iPhoneで撮った動画、ハンパなく美しく音質もいい。ソーシャルメディアにのっける動画ならもうこれで十分。もちろんフルハイビジョン1920×1080です。4Kも標準装備です。歴代のiPhoneの中で、映像のクオリティが劇的によくなったのがiPhone14です。動画のよさを存分に味わうことができます。そこで、フルハイビジョンとハイビジョンの違いについて説明しましょう。
・フルハイビジョン=1920×1080ピクセル
・ハイビジョン=1280×720ピクセル
ピクセルは粒子。16:9の画角のサイズでいわば枠です。枠とは別に、1秒間にどれくらいのデータ量なのか「中身の濃さ」で映像のクオリティが変わってきます。下図をご覧ください。iPhone5s動画は、画質データ的にもいいところまできています。iPhone6でも同等かそれ以上の画質を実現しています。ただ、5と6では正直なところビットレートはあまり変わりありません。
さて、iPhoneには、「スローモーション」が標準装備されているのをご存知でしょうか?スローモーションとは、ハイスピード(倍速)で撮影され、結果、再生された時にはゆっくりとした動きになるということです。サーフィンなど、動きの速いスポーツでもゆっくり再生されます。iPhoneのスローモーションは、120FPSですから4倍速です。
iPhone5sに比べ、iPhone6やiPhone6sには、従来のスローモーション120FPSの4倍速から240FPSの8倍速に進化しました。しかも、1920×1080サイズです。つまり、フルハイビジョンで8倍速のスローモーションが楽しめるのです。
このコラムは、湘南地域密着インフォメーションマガジン「フジマニ」に連載していました(2014年)連載をリニューアルしてホームページで2018年に公開しています。※本コラムのシェアやリンクはご自由にどうぞ。でも、転載や転用はお断りします。